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アーティストのための実践講座「ハラスメントについて一緒に考える」2021/1/27

Text by art for all

レクチャー イベント

2022.1.27

第二回目の実践講座は「ハラスメントについて一緒に考える」でした。ハラスメントについての基本的な知識や具体例や取り組み、周りがハラスメント被害似合っている時に傍観することの問題点、ハラスメント問題に取り組む場合の二次被害や加害についても取り上げ、普段あまり話し合えないテーマですが、アートに関わる人々の環境改善のため一緒に考える場となりました。

イベントは初めに表現の現場調査団のアーティストであるキュンチョメ さん・評論家・ラジオパーソナリティである荻上チキさんに、当時実施していた『表現の現場におけるハラスメント実態調査』のアンケートについてご紹介いただきました。

次に広島大学ハラスメント相談室教授である横山美栄子さんにお話しを伺いました。ハラスメントは大学などの教育現場ではハラスメントと指導との境界が十分に理解されていない側面があります。大学という閉鎖性がハラスメントを見えにくくする構造であることや、指導関係で生じやすいハラスメント被害の実態とその救済方法や体制づくりについてお話し頂きました。

3つ目に「学生が大学に働きかける際の実践例 -アカハラ改善の取り組みから」というテーマで、教育機関の中から学生としてハラスメントに声をあげる運動をした寺田衣里さん・宮川知宙さん、お二人先輩でもある小田原のどかさんから関連するお話を伺いました。

最後は制作及び仕事の現場でのハラスメントへの取り組みについて、アーティストの田中功起さん、東京大学教授・表象文化論学会理事である加治屋健司さん、アーティストで京都市立芸術大学教授である高橋悟さんの3人から、制作現場での取り組み・学会・教育機関のジェンダー平等についてなど様々な取り組みを紹介していただきました。
その後、発表者のディスカッションと参加者からの質疑応答が行われました。

勉強会後に参加者のみなさんへのアンケートにも多くの回答を頂き、今後も同じテーマで開催して欲しいというリクエストもありました。
ハラスメント問題への参加者の関心の高さと必要性が窺え、引き続き取り組む必要があるテーマと改めて感じるイベントとなりました。

<スピーカー>
荻上チキ(評論家・ラジオパーソナリティー)
小田原のどか(彫刻家・彫刻研究)
加治屋 健司(東京大学教授・表象文化論学会理事)
高橋 悟(アーティスト・京都市立芸術大学教授)
田中功起(アーティスト)
寺田衣里(アーティスト)
表現の現場調査団
宮川知宙(アーティスト)
横山 美栄子(広島大学ハラスメント相談室 教授)

<モデレーター>
笠原 恵実子(アーティスト)
良知 暁(アーティスト)

日時:2021年1月27日(水)日本時間20:00〜23:00
場所:オンライン、Zoomウェビナー(URLは当日10時までにメールでお送りします)
参加費:無料 定員:500人

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