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#7 前編 「日本と世界を見てわかること」
交換留学でフランスの美大に行き、さらに編入した湊茉莉さん。パリ市がアーティストに提供しているアトリエの審査や環境について、フランスでの活動を通して経験してきた職業としての作家の立場はどのようなものか、アーティストへの理解、フランスのアーティストへの補償制度や保険はどのようなものがあるのかについてお話しいただきました。久しぶりに日本に戻り感じた日本のアートシーンの課題、今までの制作で一番大変だったこと、など幅広く伺っています。
#7 後編 「日本と世界を見てわかること」
後編は普段制作の中で礎にしている考え方や制作スタンスー歴史を紐解きながら変わりゆく世界と向き合うきっかけーとなるようなもの作り、フランスに行こうと思ったきっかけ、異国の文化で過ごす中で気づいた文化はその土地の気候や条件との結びつきであること、湊茉莉さんの作品制作の根源となる思想についてお話しいただきました。
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■afaラジオ #7|湊茉莉 「日本と世界を見てわかること」
前編(2021/07/09)
後半(2021/07/16)
ゲスト : 湊茉莉(アーティスト)
パーソナリティー : 高屋永遠(アーティスト)
■ゲストプロフィール
湊茉莉(Mari Minato)|アーティスト
京都市出身。現在はフランス、パリを拠点に活動。京都市立芸術大学・同大学院で日本画を専攻。パリ国立美術学校(エコール・デ・ボザール)に留学、その後編入しディプロマを取得。近年の個展に『Résurgences』(アートセンター「ラ・アール」(フランス)、2023)、『ながれ-あはうみの つちときおく』(滋賀県立陶芸の森 陶芸館ギャラリー、2022)、『はるかなるながれ、ちそうたどりて』(京都市京セラ美術館 ザ・トライアングル、京都、2021)、『うつろひ、たゆたひといとなみ』(銀座エルメスフォーラム、東京、2019)。主な参加プロジェクトとして、『フランス・ナンテール市 旧市庁舎公園内野外公共劇場壁画コンク』(ナンテール、フランス、2019)、『常設絵画インスタレーション』(パリ国際大学都市内国際館、パリ、フランス、2018)ほか多数。近年、オランダのアーティスト・イン・レジデンス『EKWC (European Ceramic Work Centre)』(オイステルウェイク、オランダ、2022)や『Château de la Napoule』(ラ・ナプールファンデーション、フランス、2023)でも滞在制作を行う。