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任意団体「art for all」の「美術分野における報酬問題を考えるワーキンググループ」は、このたび、美術分野における適切な対価のあり方と持続可能な取引環境の構築を目指した冊子『みんなどうしてますか? アーティストの報酬 —— 持続可能なあり方に向けて』(A5判・全16ページ)を制作いたしました。
本日より、どなたでもご覧いただけるPDF版の無料ダウンロード配布を開始いたします。日々の制作活動や現場運営、あるいは制度設計を考える際の一助として、ぜひご活用ください。
冊子のダウンロードはこちらから
【PDF版】『みんなどうしてますか? アーティストの報酬』をダウンロード(無料)
美術分野の活動は、高い専門性と多くの時間、あるいは重い責任を伴う労働によって支えられています。しかし、その労働に対する対価(報酬)については十分に共有された基準があるとは言い難く、条件が曖昧なまま進行する取引が慣習化してきた現状があります。
この影響はアーティスト本人に留まらず、キュレーター、インストーラー、ライター、エデュケーターなど、美術の現場を支える多様な専門職の基盤をも揺るがしています。
art for allでは、こうした状況を個人の交渉力の問題に帰結させるのではなく、「美術分野全体の環境整備の課題」として捉え、これまで活動を続けてまいりました。その成果を社会に還元し、対話の土台とするために本冊子を企画・制作いたしました。本冊子は、アーティストと発注者が対立するためのものではなく、双方が共通の言語をもち、持続可能な関係を築くための実務的な手引きです。
2022年〜2024年にかけて実施された独自のアンケート調査結果をグラフを交えて公開しています。
「報酬が低いのは日本だけなのか?」という疑問に対し、世界の先進的な取り組みを比較分析しています。
単なる精神論ではなく、最新の法律と国際指針をバックボーンに、取引の「違法・適法」のラインを明確に整理しています。
4コマ漫画(「アートの現場 ギリギリものがたり」)を交えて課題を身近に描きつつ、現場ですぐに使える具体的な実務の手引きを収録。
「交渉は『個人の勇気』ではなく、共有可能な実務(事務)であるという認識を広げていきましょう。」(本冊子より)
書名:『みんなどうしてますか? アーティストの報酬 —— 持続可能なあり方に向けて』
仕様:A5判 / 16ページ(表紙含む) / 非売品(Not for Sale) ※PDF版は無償ダウンロード可能
発行元:art for all 「美術分野における報酬問題を考えるワーキンググループ」
執筆・編集:木原進、作田知樹、湊茉莉、村上華子
デザイン:相馬章宏(コンコルド)
編集・イラスト:労働者協同組合HATO 文化編集部
助成・支援:公益財団法人小笠原敏晶記念財団
【目次構成】
p.2 もくじ
p.3 はじめに:持続可能な美術分野のために——無償労働を前提にしない文化へ
p.4 実態調査から①:アーティストの生活
p.5 [4コマ漫画]アートの現場 ギリギリものがたり①
p.6 実態調査から②:アーティストの報酬
p.8 海外のガイドライン事例
p.10 わたしたちの提言
p.11 [4コマ漫画]アートの現場 ギリギリものがたり②
p.12 フリーランス新法とFair Culture Charterから考える適正なアーティスト・フィー
p.13 「断るため」ではなく「続けるため」の交渉方法
p.14 [付録]フリーランス新法をふまえた実務上の注意点 アーティストのための契約確認と交渉の手引き
■ 本件に関するお問い合わせ先
art for all(美術分野における報酬問題を考えるワーキンググループ)
E-mail:info@artforall-jp.org
ウェブサイト:https://artforall-jp.org/
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